脊柱管狭窄症
症状
特徴的な症状は、下肢に痛みやしびれが生じることで5~10分程度しか歩行ができず、休息をとると症状が軽減する間歇性跛行(かんけつせいはこう)です。
腰痛の程度は様々ですが、長時間立ったり、歩いたりすると下肢の痛みやしびれは生じやすいです。
進行すると、下肢の筋力や感覚が低下したり、排泄コントロールが難しくなることがあります。
病態と原因
背骨の中心に脊髄神経が通るトンネルがあります。
しかし、変形した椎間板および背骨や椎間関節から突出した骨などにより、脊髄神経が圧迫されることにより、症状が生じます。
加齢による椎間版や背骨の変形、過度な労働、あるいは過去の脊柱の疾患が原因となります。
治療方法
コルセット、鎮痛剤・脊髄の神経の血行を良くする薬を処方したり、硬膜外ブロック注射・神経根ブロック注射・腰神経叢ブロック注射といった注射を行います。
また、運動療法や物理療法といったリハビリテーションを行います。